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子育てにおいて「待つ」という事の大切さというのはよく言われている事ですね。

私も生徒さんたちのレッスンの時には時間がかかっても必ず自分の言葉で答えさせるようにすることを意識しています。

本当はこの「待つ」という事についてお話しようと思ったのですが、そこにいく前に1つお話したい事があり脱線することにしました(笑)

レッスンの時によく生徒さんに質問をするのですが、答えがわからない、もしくは忘れてしまったという時があります。

この時、大抵の生徒さんは黙って首をひねったり困った顔をしてしまいます。

このような時どのようにすればよいでしょうか?

答えは、堂々と「わからない」と答える!です。(もちろんよく考えた上でのことですが!)

わからなくてもいいんです。でもわからないということを相手に伝えなくては先に進む事は出来ません。それに、わからないと答えるという事はわからない自分を認めるということです。

最近、わからない自分がダメな自分と思っているお子さんがとても多いと感じます。わからなかったり忘れてしまう事があるからこそ学んだり、教わったりする場があります。

だから学校でもピアノでもわからない時は勇気を出して「わかりません」や「忘れてしまいました」と伝えてほしいと思います。

それを首を傾げて「うーん…」としていると、忘れたのかな?知ってるのに恥ずかしくて言えないのかな?今一生懸命思い出しているのかな?などと色々と考えてしまいます。

それに、指導者と言うのは出てくる答えによってアプローチを変えていくので自分の頭の中の状態を言葉で伝えてもらうという事は、レッスンを進める上で重要なポイントになってきます。

同じ「わからない」でも、全くわからない(前にやった事すら忘れている)のか、忘れた(前に習ったという事は覚えている)のか、もうすぐで思い出しそうだから待ってほしいのか、もしかしたらこの答えかもしれないけど自信がないから言いづらいのかという違いだけでもアプローチは変わってきます。

なので自分の頭の中を正確に伝えてくれるだけで良いのです。

他人からわからないの?と聞かれて「うん」と答えるのは簡単です。

でも、それは(相手はそんなつもりではなくても)相手から否定された気持ちになってしまいますし、いつも受け身で相手からのアプローチがなければ答えられないとなると自分の意見を伝えるチャンスは半減してしまいます。

そして、わからないことをダメだと思うという事は自分を苦しめていることでもあるのです。自分が自分をダメだと思っているから「わからない」と言えないのです。

考えてもわからなかったときは、わからない自分がいることを認めてあげてそこから次につなげていけばいいのです。

そして、生徒さんから「わからない」という答えが返ってきた時のこちら側の対応としては、以前に教わったことのある内容ならばヒントを出してもう少し考えてもらう(大抵はここで思い出してくれます)、それでもダメなら今日改めて覚えようねともう一度伝える。その時に生徒さん自身に書き込みをしてもらう、もう一度同じ質問をして頭に入っているか確認するなどの対応をします。

でも、たったそれだけの事なのに「怒られる」と思って答えられない子が多いのです。

怒らないんですけどね~(笑)

きっとその子たちは心の中で答えられない自分、わからない自分、忘れてしまった自分が悪者で許せないと自分で決めつけてしまっているのです。そしてそんな自分だから怒られると思っているのです。

これは、心の中で自分で自分を攻撃している状態です。そしてその時自分が自分を責めたことで「怒られた」という気持ちが残り、次にまた質問が来た時に正しい答えが答えられないとまた「怒られる」(自分の思い込みですが)という気持ちがよみがえってきてなかなか答えられないという悪循環が生まれてくるのです。

この気持ちの悪循環を断ち切るためにはまず勇気を出して「できない」「わからない」と言ってみる事!そしたら自分が思っているより周りは優しいことに気づくはずです。

できないなら助けてあげる。一緒にやろう。誰もあなたを攻めてないよ。この失敗を次につなげよう。

そう感じ取ってもらって一歩踏み出す勇気を持てる人になってほしいと思います。

私がいつも思っているのは「全ては通ずる」という事。ピアノでできない事は勉強でも、社会においてもできないと思います。

逆にいうならばピアノでできれば勉強でも、社会においてもできるはず!

だからピアノでいっぱい挑戦して、失敗して「将来なりたい自分」の練習をしてほしいのです♪