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今日は早速前回の続きを。

前回、ピアノを演奏するという事は、楽譜から読み取った情報を自分の中で消化して、自分の思いと融合させて空間に描いていく作業だという事をお話ししました。

まず私達がピアノを練習しようとする時、読譜という作業をするのですが、その時私達は目に見える楽譜の情報を正しく弾こうという事に気を取られがちです。これは前回お話したリンゴを描くときの作業でいうと、リンゴがリンゴであるとわかるかという事でしかないのです。

書いてある事を正しく弾くという事はもちろん一番大切な事。でも、それだけでいいならそもそもピアノは習い事としなくても自分1人の力でいくらでも習得できるものなのです。

ではなぜピアノを習うかというと、書いてある事を正しく読み取った上で、そこから自分の中に落とし込み、消化して融合し、どのように自分なりの表現として目に見えない空間に創り上げていくか、またそれを創り上げるためにどんな方法があるか、どんな事に気をつけるか、そのためにどんな練習をするか…など沢山の「その先」があるからなのです。

しかしいきなりそんな事を言われても子どもたちがすぐにそれをできるわけではありません。

私が保護者の皆様に付き添いをお願いしているのは、教室と家庭両方のサポートでしっかりとその表現能力の土台部分を作り上げたいという思いがあるからです。

レッスンに来るだけでなく、なぜ家庭でもそのサポートが必要かというと、人間は「忘れる生き物」であるからです。一週間に一度30分くらいのレッスン時間で覚えた事は大抵2.3日後には忘れてしまいます。

それをなるべく忘れないでいてもらいたいためにレッスンが終わって家に帰ったら、その日に(無理な時には遅くとも次の日には)一度は弾いて復習していただきたいのです。

さあ、ここで保護者の方の出番です!

お子様が練習を始めたら、レッスンの時に先生に注意された事を思い出し(この時、保護者の方は先にその注意事項を伝えてしまうのではなく、生徒さん自身が思い出し、自分の言葉で伝えることが出来るように促してあげてください。)それを指先に伝え、その表現ができているか耳で確かめるという作業が出来ているかを確認し、出来ているところはしっかりと褒めてあげる!その上で足りない部分を指摘し、注意するよう促してあげてください。

詳しい練習の仕方はまた後日書きますが(こうやって色々書いていくうちに次のネタが決まっていくんですね(笑))このような毎日の積み重ねで、子ども達がピアノを演奏する上でまず当たり前と思えるような土台の部分を創り上げることができるのです。

レッスンに来て過去の自分より3歩進むことができたとします。家に帰って次のレッスンまでに練習しないとまた3歩下がってしまいます。また、自分のみの練習だと2歩下がってしまうかもしれません。それを家庭でのサポートでなるべく下がらないよう、下がったとしてもせめて1歩ですむように導いてあげることが保護者の方の役割なのです。

 

またまた長くなりそうなので続きは次回に…♪

❗️2021年2月5日 追記 レッスンの付き添いについて❗️