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先日のレッスンでの出来事。

ピアノ男子年中さんのK君。

レッスンを始めて丸1年になりました。

この日のレッスン曲は「たいこのこうしん」

この曲には歌詞がついています

♪ちいさなたいこ おおきなたいこ

リズムにあわせ げんきにたたけ

ドンドンドンドーン ドンドンドンドーン

ドーン ドーン ドーーーン

この日のレッスンで、「歌詞を見て歌を歌いながら弾いてみよう!」と言ったところ、K君はすかさず

「あ、これ小さいたいこだからちっちゃく弾いてみる!」

更に

「ちょっと貸して!」と私のボールペンを奪う(笑)

いきなり線を引いたので「じゃあ、好きな色鉛筆で書いてごらん」と渡しました。(私が書いたものと自分で書いたものの区別がつくようにです。)

そこで彼が書いたのがこれ。(あまりに感動して後ろにいたお父様に撮影の許可をいただきました)

わかりますか?

真ん中の線(最初にK君が私の赤のボールペンで書いたので上から色鉛筆でなぞりました)から左、右に矢印が出ていて、小さい○、大きい○があります。真ん中の線で区切って小さなたいこは小さい音で弾く。大きなたいこは大きな音で弾くという意味です。

まだ言葉としてのピアノやフォルテを知らない彼が自分で考えて表現したものです。

私は何も言っていません。彼が歌詞を読んだ途端このように自分から書き始めたのです。

 

実は、ここ数年幼児のレッスンとは遠ざかっていました。

その数年の間に私の指導法も変化してきました。

以前はどちらかというと、教えられたものをどんどん引き出しの中に詰め込んでいくようなレッスンであったと思います。でも今は、その引き出しの中を整理して、自分の力で考えて引き出しの中身を選び、どのようにコーディネートして使うか。という事を見据えてのレッスンしています。

実は先日、もう1人のピアノ男子のY君のレッスンでも同じような事がありました。

Y君も同じように私のボールペンを奪い取ったので(笑)同じような光景についつい笑ってしまいました?

彼らがまだまだ少ない引き出しの中身から自分で気づき、選び取り、必要な場所で自分なりの方法で表現したことに驚きと感動です!

小さいうちから間違うことは悪いことではない事、どんな意見でも尊重して認めてもらえるということがわかると子どもはちゃんと自分の意見を持ち、自分なりの表現で伝えるという事ができるようになります。

この2人のピアノ男子の行動で私の目的がちゃんと伝わっていたなと実感することができました。

そして、むしろ小さいうちからやっておかないとある程度の年齢になってから意識を変えてあげるのはとても難しいものだということも実感しています。

ここまで20数年ピアノを教えてきましたが、まだまだ私も未熟で試行錯誤しながらのレッスンです。そんな中で生徒達に沢山の気づきをもらいながら私自身も成長していきたいと思っています♪